このブログでは、多数ある仮想マシンの中から、任意の仮想マシンを指定してシャットダウンするアクションの設定例を紹介しています。
[クラスターシャットダウン]アクションを実行すると、稼働している仮想マシンを一括でシャットダウンします。順序つけて仮想マシンをシャットダウンしたい場合、この[仮想マシン – シャットダウン]アクションを[クラスターシャットダウン]アクションより前に実行するように配置します。
注意事項
[仮想マシン – シャットダウン]アクションによってシャットダウンした仮想マシンは、クラスターシャットダウンの対象外となり、自動起動しません。手動で起動してください。
はじめに
DITPM2の基本設定(IP設定、ライセンス適用、UPS検出など)は完了している前提で話が進みます。
また、オートメーション(自動化)の[アクション]に特化した解説となっております。予めご了承ください。
仮想マシンのシャットダウン設定(任意VM指定)
自動化 > ITオートメーション > 新規
名前:任意
トリガー:任意
アクション:ITアクション

[仮想マシン – シャットダウン]を選択します。
タイムアウト:任意 (仮想マシンがシャットダウンを開始してからパワーオフになるまでの十分な時間を入力します)
アクションエラー時:現在の自動化を継続します

静的(Static)を選択します。
シャットダウンしたい仮想マシンにチェックを入れて送信します。

指定した仮想マシンをシャットダウンするアクションが追加されました。

アクション動作テスト
トリガーの条件を満たして、実際に作成したアクションが動作するかのテストを実行します。
(UPSのAC停電が条件なら、UPSの入力電源ケーブルをコンセントから抜きます)

おわりに
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