Eaton UPS(イートン 無停電電源装置) テクニカルブログ

VMMS (可変モジュール制御システム)

Eatonの可変モジュール制御システム Variable Module Management System(VMMS)を紹介します。

Variable Module Management System(VMMS)-可変モジュール制御システム-

vmms

VMMSはUPSの負荷率が50%未満になった時に全体のシステム効率を最大にするため、負荷を特定モジュール(UPM)に集中させて、ほかのモジュールは待機状態にするダブル・コンバージョン方式で、軽負荷の効率を最大化する方法です。

  • 特に複数UPSと冗長システムの構成の場合
      • ソリューション#1(VMMSを採用していないUPS)
        • 特定のUPSに負荷を集中させ、UPS負荷レベルおよびシステム全体の効率を最大化
        •  ある程度のエネルギーの節約
        •  複数UPSシステム(複数のUPSを並列)に限定される
        • まだ最適ではない
      • ソリューション#2 (VMMSを採用したUPS) 
        • モジュール(270KVA)レベルで自動的に効率を最適化
        • 特定のモジュール(UPM)に負荷を集中させ、システム全体の効率を最大化

    VMMSの原理

    異なる複数UPS構成に同一の負荷がかかった場合の例

    異なる複数UPS構成に同一の負荷がかかった場合の例

    Eaton 9395 VMMSの原理

    VMMSによって、各UPMの負荷率が最大化されます

     システム全体の効率を最適化
    9395とVMMSによるシステム効率

    Eaton VMMS技術の紹介ビデオ(英語)

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