Eaton UPS(イートン 無停電電源装置) テクニカルブログ

【解決方法】「更新データを取得できませんでした」というメッセージが表示されてログインできない

【現象】

IPP/IPMにログインしようとした時に、下記画面のように
「更新データを取得できませんでした」とメッセージが表示されて、
「OK」ボタンを押してもリロードされて、また同じメッセージが表示されしまう。
いわゆるループ状態に陥ってログインできない時のリカバリ方法です。

autoupdateerror

【原因】

この現象は、自動更新の設定が有効になっている(インターネット経由でEaton社にアップデートがないか確認する)にも関わらず、インターネットにアクセスできない状況(環境)の場合に発生します。

【リカバリ手順】
1.IPP/IPMのサービスを停止します。

2.コンフィグファイル(config.js)を編集します。

Windowsは、c:Program Files (x86)EatonIntelligentPowerManagerconfigsconfig.js
Linuxは、/usr/local/Eaton/IntelligentPowerProtector/configs/config.js

エディタでファイルを開きます。
before_config

 

 ‘autoUpdate’:の中を書き換えます。

 ’checkInterva’: -1,
 ’nextCheckUpdate’: -1,
 ’notifyUpdate’: false,

 

edit_config

 

編集後のコンフィグです。
falseの後ろに半角カンマが入っている事を確認して保存します。

after_config

3. IPMのサービスを開始します。

この手順でIPP/IPMにログインできるようになります。
自動更新の確認を無効に書き換えているので、有効に戻したい場合は、「設定」→「システム」→右メニュー「更新設定の確認」を選択して、プルダウンの中からご希望の値を選択して下さい。

ページの先頭へ