EATON UPSをSNMPで監視する方法をご紹介致します。

SNMPで監視する方法は主に2通りあります。
１．マネージャ(管理マシン)側からエージェント(NMC)に情報を要求。エージェントは要求された情報を取得してマネージャに応答。
２．エージェント(NMC)側から状態変化をマネージャ(管理マシン)に通知。

今回は１の方法を解説します。

MIBファイルのダウンロード先

Eaton Network-MSは、3種類のMIBに対応しています。

いずれのMIBファイルもEaton社Webサイトにアップされています。下記URLからMIBをダウンロードして監視マネージャにインポートして下さい。
MIB Objectのリストは、Network-MSのユーザーマニュアルPDFに記載されています。あわせてダウンロードして下さい。

https://powerquality.eaton.com/Support/Software-Drivers/Downloads/connectivity-firmware.asp

カントリーセレクトが表示されたら、リストの中から[Japan]を選択します。

MIBファイルとユーザーマニュアルをダウンロードします。

監視マネージャにて、全てのMIBファイルをインポートします。

設定手順

ブラウザでNetwork-MSにログインします

設定 ＞ SNMP

利用したいSNMPのバージョンを選択して、該当する設定項目を全て埋めて保存します。
ネットワークカード側の作業は以上です。

あとは、監視マネージャ側の設定作業となります。
個別ソフトウェアの使用方法は解説しておりませんので、ご利用になる監視マネージャのマニュアルをご参照願います。